姫と年下王子たち

自分でもよくわからないけど…、気づいたら体が勝手に動いていた。


その足で、あたしは長谷川くんを探した。



グゥ~…


お昼を食べなかったせいで、お腹が鳴っている。


そして…。


キーンコーンカーンコーン…


3限開始のチャイムも鳴ってしまった。


3限の授業は必修だから、出席しないといけない。


でも…ここまできたんだから、引き返すわけにもいかないっ。