姫と年下王子たち

「そういえば、あとの2人は?」


絢斗の周りを見ても、桔平くんと長谷川くんの姿が見当たらない。


「今、トイレ。もうすぐ帰ってくると思う」


絢斗は、財布を取り出した。


お弁当大会は、昨日までで終わり。

何回やっても決着はつけられないので、3人は今日からまた学食に戻るらしい。



「ひなちゃ~ん!」


すると、桔平くんが小走りで駆け寄ってくるのが見えた。