姫と年下王子たち

「キミが、長谷川くんの紹介の秋月さん?」


長谷川くん…?

ああ、翼の友だちかっ!


「はい、そうですっ」

「じゃあ、こっちにきて」


と通されたのは、スタッフの休憩室。


テーブルとイスがあり、あたしと店長は対面して座った。


「これが、履歴書です…」


少し緊張しながら、履歴書を差し出す。


「ありがとう」


店長は受け取ると、さっそく目を通し始めた。