姫と年下王子たち

「うん。普段は裸眼のままでもあんまり支障はないけど、黒板の細かい字となると見えづらいから、授業中だけっ」


昨日の授業は、長谷川くんたちを後ろから見ていたから気づかなかった。


でも真横から見ると、長谷川くんのメガネスタイルがバッチリと見える。


少し下がったメガネをかけ直す長谷川くんの姿が、どことなく上品に見えた。


結局絢斗は、授業が終わるまで寝続けた。