姫と年下王子たち

…あ、そっか。

あたしの受講する授業と被るようにしてたんだった。


5人用の長い机に、向こうから長谷川くん、桔平くん、絢斗、あたしの順番で座る。


隣の絢斗は、…また寝ていた。


「寝るなら、わざわざ1限なんて受けなきゃいいのに」


あたしは、絢斗のほっぺをフニフニとシャーペンで突ついた。


「それにしても、秋月さん顔赤すぎ」


走ってきたから、あたしは体温が上がって、顔が火照っていた。