姫と年下王子たち

…え?

それって、もしかして…。


「…明日からも、被ってる授業がいくつもあると思う」


語尾につれて、小さくなっていく翼の声。


あたしの授業の時間割は、プリントして冷蔵庫に磁石で貼り付けてある。

だから、簡単に見ることができる。


「そうだったんだ。まぁ、いいけど」


あたしがそう言うと、なぜか翼は気の抜けた顔をした。


「…え、怒んねぇの?」