姫と年下王子たち

こんな制度があって、うらやましいと思った。


「あいつらとは会った?」

「会ったよ!2限の授業がいっしょだったからっ」

「だろうな」


だろうな…?


「だろうなって、どういう意味?」

「あ…」


翼は、手で口を覆った。


どうやら、つい口を滑らせてしまったみたい。


「…実はさ。あいつらに、ねーちゃんの時間割と受講してる授業名を教えてくれって頼まれて」