姫と年下王子たち

涼があんなこと言い出さんかったら、俺も観客席から高みの見物をしてるはずやったのに…。


…でも、もう覚悟はできてるっ。


ふと俺は、チラリとライバル2人を見た。


体育館裏に入ってから、一度も会話は交わしてへん。


一体こいつらは、どんな告白をするんやろ…。



『では同時に、好きな相手の名前を叫んでください!』


俺たちに、マイクが向けられた。