ひなちゃんは時間がくると、あっさりと帰る支度をし始めた。



「なぁ、ひなちゃーん」


ちょっと名残惜しくなって、ひなちゃんに話しかけた。


「ひなちゃんって、男の裸見慣れてへんの?」

「…急に、なに言い出すのっ!」


ひなちゃんは、また顔を赤くした。


「なぁ、どうなんーっ?」

「…知りませんっ」


ひなちゃんは、プイっと背中を向けてしまった。