姫と年下王子たち

…しかし。


「…………」


桔平は、無言だった。


なんだよ、この沈黙っ…。

…なんとか言えよ。


…え、まさか……。


「…桔平。だれかのこと…本気で好きなの?」


俺が言う前に、翼が口を開いた。


そして翼の問いに、桔平はゆっくりと頷いた。


「「…エーーーーッ!?」」


俺と翼は驚きすぎて、中身の入ったジュースを危うく落としそうになった。