姫と年下王子たち

この感じだと、秋月さんは完全にあの男にヤられたと思い込んでいる。


いやいやいや…。

んなわけねーじゃん。


ん?

でも、俺が言葉足らずだったのが悪いのか?


まっ、今から訂正するからどーでもいいや。


「秋月さんは服着たまま、寝かされてる状態だったから、なにもされてないよ」


俺のその言葉を聞いた秋月さんは、今までわんわんと泣いていたのに、急にピタリと泣き止んだ。