姫と年下王子たち

「なんであたしが、長谷川くんの家に…!?」


うん、そう言いたいんだと思った。


すると…。


「いったーいっ…!!」


秋月さんが、突然頭を抱えて叫んだ。


…ったく、朝から騒がしいな。


朝が苦手な俺とは、正反対のテンション。


「なんで、こんなに頭が痛いのぉ~…」


秋月さんは、まだ若干酒臭い。


なんで頭が痛いのって、そりゃ当然…。