姫と年下王子たち

「…おい、てめぇ。いきなりなんだ…!?」


男が部屋の中へ入ってきた。


「秋月さんは、連れて帰ります」

「はぁ?」


男は顔をしかめながら、俺を壁に押さえつけた。


俺は、その男を睨み返す。


「1つ質問しますが、秋月さんにはまだ手を出してませんよね?」

「…てめぇ、さっきからなんなんだよ!?これからってときに、お前が入ってきたんだろっ!?」