姫と年下王子たち

どうりで、冷え込んできたわけだ。


気持ちも少し落ち着いてきた。


俺は家へ帰ろうと、繁華街を歩いていた。


徐々に人気はなくなり、カップルが何組か歩いている区域に入った。


…そうか。

ここは、いわゆるホテル街だ。


桔平もよく、利用してるんだろな。

でもあいつは、家派かっ。


なんてことを考えながら、ホテル街とは道路を挟んで向かい側の歩道を歩く。