姫と年下王子たち

って、その問題の前に…。


「そんな格好って言われても、ここ、俺の部屋やし」


自分の部屋やねんから、どんな格好しようと俺の自由やんっ。


それを理解したのか、ひなちゃんの物を投げる手が止まった。


ひなちゃんは俺の体を見ないようにするためか、俺に背中を向けた。


けど、その顔は真っ赤♪


「うわぁー♪ひなちゃん顔赤くして、照れてんの?」

「照れてませんっ!」