「ほんと」

「そうなんだぁー!!」


…よかったー、あたし!

本当によかったーっ!!


「だから前にも言ったけど、俺、秋月さんの裸なんかに興味ないから」


その言葉…ある意味傷つく。


でも、そんなことよりっ…。


「ありがとう、長谷川くんっ!!」


あたしは、長谷川くんの手を取る。


「ほんとにほんとに、ありがとーっ!!!!」


そして、ブンブンと上下に手を振った。