「俺が押し入ったのは、2人が部屋に入ってすぐっ」

「じゃあ…」


それって、もしかしてっ…。


あたしの中に、じわじわと安心感が生まれ始める。


「秋月さんは服着たまま、寝かされてる状態だったから、なにもされてないよ」


そして、その安心感が確信に変わった。


長谷川くんの言葉に、今までどんよりしていた視界がパァーッと晴れた気がした。


「ほんとにっ…!?」