姫と年下王子たち

…でも、なにをしゃべっていいのか全然わからないっ…!


メグに助けを求めるように視線を送ったけど、話に夢中で無視…!


みんな、フォローしてくれるって言ったじゃんっ…!!


あたし、ピーンチ…!!


すると…。


「ひなちゃん…だっけ?」


まさかの、向かいの人から声をかけてきてくれた。


「はっ、はい…!」


急だったので、思わず声が上擦った。