姫と年下王子たち

そうこうしているうちに、エレベーターは4階へ到着した。


会場の居酒屋は、全席ソファーの半個室で、オシャレな内装だった。



メグとカズヤさんがその場を仕切って、あたしたちは男女向かい合うように座った。


あたしは、一番端の席に座った。


「先に、なにか頼もうかっ」


カズヤさんがそう言って、あたしたちにメニューを開けて手渡してくれた。


「とりあえず、こっちは生4つ!」