姫と年下王子たち

「ああ…まぁ。ちょっと外に出てきてもらえる?」

『…う、うんっ』


少しして、玄関のドアが開いた。


「こんな時間にどうしたの?…あっ、coco-toの帰り?」

「うん。はい、これ」


俺は、秋月さんのカッターシャツの入った袋を手渡す。


「これ…。あたしが失くしたカッターシャツ…?」

「うん」

「どこにあったんだろ…。もしかして…、これも洗って返しにこいってことかな…」