姫と年下王子たち

「…どうやら、coco-toを辞めるべき存在は、芝田ちゃん…キミだったね」


エプロンを脱ぎ捨て、床に叩きつける芝田さん。


その姿はもう…、俺たちが知る面倒見のいい優しい芝田さんではなかった。



こうして、波乱万丈の秋月さんの謎のミス事件は、幕を下ろした。


芝田さんはロッカーに置いていた荷物をまとめて、coco-toを出て行った。


もう芝田さんに会うことはないだろう。