姫と年下王子たち

まぁ演技とはいえ、思ってもいないことを…よくこんなに話せたもんだと。


『芝田さん、だれだか知りませんかっ?芝田さんなら、なにか知ってるかと思って!』

『私は~…』

『もしそれが芝田さんなら、俺、絶対好きになりますっ!!』


自分で聞いても恥ずかしくて、寒気がする言葉…。



しばらく沈黙が流れたあと、携帯のスピーカーからは芝田さんの声が聞こえてきた。