姫と年下王子たち

「でも、なんで長谷川くんが知ってるの?」


不思議そうに、俺の顔を覗き込む杉本さん。


「実は今働いてるコで、芝田さんのお守りを探させられたコがいるんだ」

「え…!?私のときと同じ…」

「そう。結局見つからなくて、あとで見つかったって芝田さんが言いにきたんだけど…」


あのときは、ヘタしたら遭難になっていたかもしれない。


「…許せないっ」


杉本さんは、手をギュッと握りしめる。