姫と年下王子たち

そう思って、家中を探したが…。

…やはり、お守りはなかった。



「私は、…初めからお守りなんて、なかったんじゃないかって思ってるんだけど…」


形見のお守り…。


…あのキャンプのときと同じだ。


「もしかして、あとで芝田さんに“お守りは見つかった”って言われなかった?」

「言われたよ。“お騒がせしてごめーん!”って」


芝田さん…、ますます黒くなってきた。