姫と年下王子たち

「え…!?」

「杉本さん…まさか、どこかに落としたんじゃないよね?」


眉間にしわを寄せる芝田さん。


「…い、いえ。…それに私が借りたときは、ポケットにはなにも入ってませんでしたっ」

「そんなはずないわっ!今日はお守りが見つかるまで、探してもらうからっ」

「…えっ。でも私、このあと用事が…」


すると、振り返った芝田さんは、今まで見たこともない…般若のような顔つきだったらしい。