姫と年下王子たち

杉本さんは、そのときのことを俺に話してくれた。



「…あ。サイアク…」

「どうかしたの、杉本さん?」


杉本さんの呟きに、芝田さんがいち早く声をかけてきたんだそう。


「あ、芝田さんっ。…実は、家で洗濯したまま、エプロンを持ってくるのを忘れたみたいで…」

「じゃあ、もし私のでよければ貸そうか?今日は、もうこれで上がりだしっ」

「いいんですか!?」