姫と年下王子たち

「あ~!疲れたっ!!」


予定通り、スクールバッグを放り投げる。


さぁ、ベッドにダイブ…♪


と思ったら、俺の部屋に知らん女の子がいるのに気がついた。


「あんた、だれ?」


俺の頭の上に“?”が浮かんだ。


今日だれか女の子、家に呼んでたっけ…?

ハルナちゃんは明日で、リエちゃんは土曜日のはずやし…。


それに俺、こんな小学生は知らんで。