姫と年下王子たち

その手には、制服の入った紙袋が握られていた。


「お店の制服を返そうと思ってきたんだけど…。でも辞めたから、なんか入りづらくて…」


そんなこと、気にすることないのに。


だけど、やっぱり杉本さんみたいに、そういうのを気にする人もいるのかな?


「じゃあ、俺が返しておこうか?」

「いいのっ!?」

「うん」


杉本さんから紙袋を受け取る。


「バイト終わったの?」