姫と年下王子たち

お前らは、幼稚園児かっ。


「ごめんな!また誘ってや!」


そう言って、俺はその場を抜け出してきた。


夏期講習行ってからの、女の子に振り回されたら、そら疲れるわぁ~。

帰ったら寝よー。


俺はそんなことを考えながら、南山駅から俺ん家がある北原駅に向かう電車に乗った。



家に着いた俺は、玄関のドアのカギを開けた。


すると、玄関には見慣れへん女物の靴があった。