姫と年下王子たち

俺の背中から、女の子たちの揃った声が聞こえる。


こうして毎回払うのは、俺。

べつに彼女やないけど、やっぱ女の子やし。


女の子にお金払わせるとか、ありえへんやん?

やから、俺は女の子たちのお財布代わりにされてまーす。


まぁそのぶん、いい思いさせてもらってるケドな♪



「このあと、どうするー?」


coco-toを出てすぐ、次の行き先の話へ。