姫と年下王子たち

あの5番テーブルのお客さん…、確か…。



「秋月さん。店長が呼んでる」


長谷川くんが声をかけてきた。


あたしは店長のいるキッチンへ向かう。


「どうかしましたか…?」


店長の顔を見ると、どうやらいいことではなさそうなのがわかった。


「5番テーブルでオーダーミスがあったんだけど、注文を聞いたのって秋月ちゃんだよね?」

「…は、はい」


あの優しい店長が、怒っている…。