姫と年下王子たち

「貸す分には、まったく問題はないよっ」

「…ありがとうございます!」


キッチンからホールを覗くと、すでに混みつつあった。


…早く着替えないとっ。


「秋月ちゃんっておっちょこちょいだけど、今まで忘れ物はしたことなかったのにね。珍しいね」

「…すみません。ちゃんと洗って返しますので…」

「予備の分だから、いつでもいいよ。休憩室のダンボールの中にあるからねっ!」