姫と年下王子たち

「もー…。危うく友だちに、彼氏って勘違いされるところだったじゃない…」


ひなは口を尖らせる。


「なら、彼氏だって言えばいいじゃん!」


と、言ってやりたかった。


でも俺は、そんなデッカイことが言えるほど、自分に自信がない。


そんな自分が情けない…。


「ほら、乗れよっ」


ひなにヘルメットを手渡す。


ひなが後ろに乗ったのを確認すると、俺は単車を走らせた。