姫と年下王子たち

「…離してよ!あたしはピアスをー…」

「離さねぇ!!」

「…え、ちょっとなに言ってー…」


…まだそんなこと言ってんのかよ。

いい加減、気づけよっ…!


お前を好きでいるヤツが、ここにいるのにっ!


そう思うと、ひなを抱きしめる力がさらに加わった。


「思い出のピアスかなんか知らねぇけど、思い出して辛くなるくらいなら…、もうそんなもの捨てちまえよっ」