姫と年下王子たち

「割らねーよっ」

「それに、俺ら2人でもう終わるから、テレビでも見てて」

「ちぇーっ!」


絢斗はいじけたように、テレビの前に向かった。


ソファーには、ドラキュラとオオカミ男が仲よく寝そべっていた。



片付けも終わり、一服する。


ドラキュラとオオカミ男は、あたしが買ってきたお菓子をボリボリと食べていた。


そういえば…この大量のお菓子、どうするんだろう?