姫と年下王子たち

「ジャジャーンっ♪」


と、出してきたものはお酒だった。


右手にはチューハイ、左手にはビールの缶を持っている。


「まさか、お酒飲むの…!?」

「当ったり前~♪」

「ダメだよ!まだ未成年でしょっ…!?」


絢斗たちは、まだ高校生。


それにあたしだって、次の誕生日がきても19歳だから、お酒を飲める歳ではない。


絢斗は調子に乗って、小学生のときから飲んでた。