姫と年下王子たち

まだあと1週間も残ってるかと思うと、憂鬱な気分になった。



次の日。

俺は、今日も変わらず夏期講習。


けど今日は、なんか時間が経つのが早く感じた。



キーンコーンカーンコーン…


「では、今日はこのあたりまで」


気がつけば午後3時のチャイムが鳴ってて、数学の先生が教室を出て行った。

今日の夏期講習は、これで終わり。


俺が大きなあくびをしてると、4人の女の子が俺に駆け寄ってきた。