「茉莉…」 ユリの取り巻きの一人から話を聞いて、何よそれ!?と驚愕し直ぐに病院へと飛んできた。 カウンターで病室を教えてもらい来たのはいいけれど…。 個室の病室で寝ている茉莉は酷く痛々しかった。 血の気がゼロの顔に、白い細い手には明らかに不釣り合いな無機質な包帯。 思わずその手を握りたくなったけれど、私が触れるにはあまりにも儚くてベッドの傍の椅子に腰掛けるに留まった。 どうして茉莉がこんな目に。 茉莉が繋がれている点滴を見て顔を顰めて、ユリに対して沸々と怒りが沸いていくのを感じた。