とある悪女の物語。







ダメじゃん、なんて思いつつズルズルと壁を伝って床に座り込んでしまった。







あぁ、立てないどうしよう。








そう思った時。







「あの…大丈夫?」







芯の通った声に閉じていた目をゆっくりと開けた。







そこには……私に手を差し伸べる女がいた。