お姫様と王子様【番外編】

「・・・じゃあもう1回書かせてくれる?もうちょっと丁寧に書くから」



「え!?これ以上綺麗に書けるんですか!?」



驚きと感動と好奇心で心が揺らいだが



「いや、いやいや!その字がいいです!気負ってない先輩の字がいいです!」



先輩の申し出は断らせてもらった



ビリビリと名前の部分をちぎって



はいっとそれを私に渡してくれた