お姫様と王子様【番外編】

「は、走ってきましたから・・・」



にじみ出ていた額の汗を拭きながら苦しい返事をした



「こんなめんどくさい委員会のために走ってきてくれるなんて、委員長として嬉しいよ」



チラリと上目で私を見てくれた先輩に



また汗が吹き出した



何その小悪魔テク



ドキドキと忙しい心臓の音を聞いていたら



判断力も鈍ったのか



「あの、私、星川みやこっていいます」



突然の自己紹介を始めてしまった