「あれ…
覚えてる?





僕が消したんだけど…さ……」














彼女は俯いたまま動かない




「ねぇ…
無視しないでよ
羽音…
いや
今は美羽か…」


「知らないっ
私は何もしてないっ
帰して!!」



「帰して?