マスク男子


郁くんの腕に手を回そうとする私
それを華麗に回避する郁くん

そんな攻防を続けながら私に家の前に着いた


「結局…腕を捕まえられなかった」

「残念だったな。さっさと家に入れ」


むぅ…
いいもんね
いつか、恋人同士になれたら思う存分抱きつくんだから!

鞄の中から家の鍵を探す
今日は、お父さんとお母さんはお仕事で居ない
だから、鍵を持って家を出た……はず?


「……あれ?」


私、朝…鍵を持って行ったっけ?
サーっと血の気が引いていく


「どうした?」


いつまで経っても家に入らない私を心配してくれる郁くん


「い、郁くん…鍵…無い」


どうしよう?!
お母さん達帰ってくるの22時とか言ってた気がする!!

今は、16時…
ってことは…

6時間…お外で待機?