マスク男子


「郁くんのせいで、私は猛獣使いみたいな認識されてるよ?」


帰り道
教室で待っててくれた郁くんと下校中です


「俺のせいって言うなら…俺から離れれば?」

「絶対嫌だ」


一度離れたからもう十分
もう、絶対離れたくない


「郁くんと離れるくらいなら、猛獣使いでもいい」

「…言ってて恥ずかしくないの?」

「本音だもん」

「あっ、そ」


プイッと顔をそらして、郁くんは一人歩調を上げて私の先を歩いていく


「郁くん!置いてかないでよー!迷子になる」

「置いてかないよ、面倒な事になるしな。それに、おまえは迷子にはならないよ。俺がいるんだから」


っ!!
今の言葉にキュンとした!

やっぱり、郁くん…大好きだなぁ