「やっと見つけた。やっぱり、藤野と一緒なんだね」
明堂くんの爽やかな笑顔が私に向く
「あの…何か?」
「うん、ちょっとお願い…っと言うか、提案なんだ」
そう言って、今度は郁くんを見る明堂くん
「今度の土曜日…高城さんとデートしたいんだ」
…え?デート?
明堂くんと?私が?
「人の彼女とデートしたいって、俺に聞くの?普通、断るでしょ」
「藤野、提案だって言ってるでしょ?最後まで聞いてよ」
なんだろう、男の子2人…ちょっと怖い
ってゆうか、私…のけ者?
「一回デートして、それでも高城さんが俺に興味を持たなければ…諦めて身を引く」
「…自信があるような言い方だね?」
「俺、デートプランとか立てるの上手いんだよ」
「へぇ…そう」
2人の只ならぬ雰囲気に私はもちろん、田中くんとサキちゃんも事の成り行きを黙って見てるしかできない


