「あ! 今日は金曜日だし… 明日明後日って休みだね棗君!」 ゆっちゃんは分かりやすい顔で俺にそんなことを言ってくる。 もちろんゆっちゃんが何を考えて言ってるのかなんて分かりきってるけど… 「うん、休みだね。」 あえて言ってあげない俺はひねくれてるのか。 ゆっちゃんの顔をチラッと見れば何か言いたげで… 俺は緩みそうになる口元を堪えながらゆっちゃんの言葉を待つ。 「あ…明日……ひま…?」 ほら。 思った通り。 ついつい可愛くて意地悪したくなる。 「明日…?」 ゆっちゃんはコクッと頷いた。