君が振り返ろうとした瞬間に君の腕を強くつかむ。 君が振り返り、目があった。 まん丸になる、君の目。 隣にいる子はニヤッと笑っていた。 「話がある」 俺がそう言うと、嬉しそうな切なそうな顔をしている君。 その姿が愛おしくて、抱きしめたくなった。 ああ、どうして俺は、君を待たせてしまっていたんだろう。 「スゥ、先帰るね」 そう言って隣にいた子は走りだす。 ありがとう そう心の中でつぶやいた。 やっと君との時間が重なったんだ。