「..ははっ!お前、柄にもねぇことすんじゃねぇよ!笑」
沈黙を破ったのは、竜だった
「..え?」
「ふっ..ほんとだよ!顔あげろって!笑」
竜に続いて、裕也までもがそんな瑠奈を見て笑っていた
「..はぁ!?まじむかつくーっ!」
二人の優しさに涙が出そうになった
でもきっと、二人が望んでるのは、いつもの瑠奈だから..
「そうそう!お前はいつもみたく極悪でいりゃいいから!笑」
「え?なに?瑠奈ってそんな極悪なの?俺こえーんだけど!笑」
「ちょっ!智也までひどい〜!」
そのやりとりに、その場にいたみんなが笑った
竜、裕也..
本当にごめんね
ありがとう..
もう絶対に同じことは繰り返さないから―..
そう誓ったはずだったのにね..