家に帰って先輩の言葉を思い出す



あんたも..



瑠奈が?



何に依存してる?




「やべ..イク..」


そんなことを考えてると、竜が瑠奈の上で果てた


瑠奈はただ天井を見つめ、その答えを探してた


「今日はこの後って誰かくんの?」


竜は瑠奈の髪を撫でながら聞いた


「あぁ..彼氏」


「お前は、本当に一人じゃ駄目なんだな」


竜は煙草に火をつけ、切なそうに笑った


「依存..そうゆうの依存ってこと?」


瑠奈は、天井から視線を竜に移す


「ん?まぁそうともいうだろうな。人依存症?SEX依存症?みたいな..」


竜は少し難しそうな、困ったような顔で答えた


「じゃぁ彼氏きたらまずいから、帰るな」


着衣を整え、軽くキスをして竜は部屋を後にする


「..あんま無理するなよ」


階段を降りる音が、やけに頭に響いた