ーーーーーー そしてその後、気を失った彼女を車に運び、今に至る。 こいつ…生きてる、よな? さっきから微動だにしない女が少し心配になり、顔を覗いてみる。 すると、彼女から少し音が聞こえる。 ーーースー、スー ん?これってもしかして…。 寝てる? は、嘘だろ。気失ってんじゃなくて寝てるだけかよ。 …つかこの女、よくこんな状況で寝てられるな。 よく見ると女はすげえ幸せそうな顔をして目を閉じている。 「はは、まじありえねえー」 面白い女。 俺は久しぶりに何も考えずに声を出して笑った。